2010/12/20

「読書の秋2010」

最近読んだ本たちからピックアップ。

「年収200万円からの貯金生活宣言」横山光昭

期待していた目からウロコな裏技はありませんでした。
我が家の固定費・支出はこの本よりもよくがんばってると感じました。
独身や共働き、これから結婚する方などが読むといいかと思います。


「国境の南 太陽の西」村上春樹

自分と同じく一人っ子である主人公にいろいろと共感できてうれしく、かなり読みやすかったです。所々にエロティックな描写がありましたが、これを妻は高校時代に読んだそうです。おとぅな!なんて大人!俺の高校時代なんて!俺の高校時代なんてー!というのが一番の感想。


「The Road」コーマック・マッカーシー

ベストセラーらしい。25年間で最も優れた本らしい。
ストーリーは「なんらかの結果、だいぶ前に破滅してしまった世界をひたすら南へ旅をする父と息子。極限状態で人は人のままでいられるのか。その先に希望はあるのか。」っていう内容。
風景描写がとても克明で、ちょっとわからないことや難しい漢字も多かったけど、よく絵が浮かびました。次第にその表現の仕方が好きになりました。
淡々と進むストーリー、どこまでも灰色な世界。ついつい派手な展開を期待してしまったけど、そんな派手さはなく。でも最後は良い終わりかたで満足です。自分も長い旅をしたような気分になりました。
過酷な状況での父の息子への接し方がとても「正しく」て素晴らしかった。でも自分はそれよりも、その父がガラクタから物をつくったり、修理したり、水をろ過したりする姿に尊敬しました。その内容も克明で良かった。アウトドア的素養って必要だなと感じました。381DIYも精度を上げていけば役に立つかね。
映画化もされていて、最近レンタル開始したみたいなので、年末年始に見ようと思います。


「あかいふうせん」「と、おもったら」イエラ・マリ


図書館でマコ氏が絵本を読んでる間、推薦図書をちらっと見たら載っていて、探したらそこにあったので、絵本ていつも妻任せでしたが、おもいきって借りてみました。イラストデザイナーの人の本らしく、絵で見せる感があって、マコ氏も気に入ってくれました。


しかしまぁ、図書館て素晴らしい。読まなくては。もっといろいろ読まなくては。

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